婚活を頑張っているのに、なかなか付き合うところまで進まない。
マッチングアプリも使っている。
結婚相談所にも登録した。
婚活パーティーや街コンにも行っている。
紹介された人とも会っている。
それなのに、なぜか恋愛に発展しない。
相手からは「また会いたい」と言われることもあるし、LINE交換を希望されることもある。
決して誰からも選ばれていないわけではない。
でも、自分の気持ちが動かない。
「この人と結婚って考えると違うかも」
「一緒にいたら疲れそう」
「条件はいいけど、なんかしっくりこない」
「前に話したことを忘れられて、興味がないのかなと思った」
「ちょっとした言動が引っかかって、急に冷めてしまった」
こういうことを繰り返しているうちに、気づけば婚活が長引いている。そんな女性は少なくありません。
婚活がうまくいかないと、「私に魅力がないのかな」「理想が高すぎるのかな」「もう結婚できないのかな」と不安になることがあります。でも、必ずしも魅力がないわけではありませんし、相手から求められていないわけでもありません。
もしかすると、問題は別のところにあるかもしれません。
それは、最初から結婚相手として完璧かどうかを見極めすぎていること。
そして、嫌なことや違和感を相手に伝えないまま、自分の中だけで冷めてしまうことです。
婚活は結婚相手を探す活動ですから、慎重になるのは当然です。
でも、出会ってすぐに「この人と一生やっていけるか」を考えすぎると、恋愛が始まる前に相手を審査するようになってしまいます。
さらに、少しモヤッとした時に何も言わず、「この人はない」と黙って切ってしまうと、相手が変わるチャンスも、二人の関係が深まるチャンスもなくなってしまいます。
この記事では、婚活でうまくいかない女性が持ちやすい特徴、言いたいことを言えずに冷めてしまう理由、そして婚活や恋愛を少し変えるために大切な考え方を解説します。
婚活でうまくいかないのは、出会いが少ないからだけではない
婚活がうまくいかない時、多くの人はまず「出会いが少ない」と考えます。たしかに、出会いが少なければ恋愛や結婚の可能性は減ってきます。
でも、ある程度活動しているのにうまくいかない場合は、出会いの数だけが問題ではないかもしれません。
たとえば、これまで何十人と会っているし、相手からまた会いたいと言われることもある。
LINE交換もできている時もあるし、条件の良い人とも出会っている。
それでも誰とも付き合えないなら、問題は「出会いがない」ではなく、出会った後の見方や関わり方にある可能性があります。
婚活では、ただ会えばいいわけではありません。
相手をどう見るか。
相手とどう会話するか。
違和感をどう扱うか。
自分の本音をどう伝えるか。
関係を育てる前に切っていないか。
ここがかなり大切です。
婚活が長引く女性の中には、出会うことはできているのに、関係を深める前に自分の中で結論を出してしまう人がいます。
「この人は違う」
「結婚相手としてはない」
「ここが気になるから無理」
「好きになれなさそう」
もちろん、本当に違う相手なら切っていいです。
でも、まだ相手を知る前に、少しの違和感だけで終わらせているなら、少しもったいないかもしれません。
最初から「結婚相手として完璧か」を見すぎると苦しくなる
婚活は結婚を目的にした出会いです。
だから、「この人と結婚できるか」を考えるのは自然です。ただ、最初から考えすぎると恋愛が始まりにくくなります。
初対面や数回会っただけで、
この人と一緒に生活できるか。
親に紹介できるか。
子育てできるか。
一生一緒にいられるか。
価値観が全部合うか。
欠点がないか。
将来不安がないか。
ここまで見ようとすると、ほとんどの人が落ちます。なぜなら出会ったばかりの相手は、まだ情報が少ないからです。
少し会話がぎこちないだけで「生活が合わなそう」と思う。
話したことを忘れられただけで「興味がないのかな」と思う。
ちょっと頼りなく見えただけで「結婚後も不安」と思う。
会話が盛り上がらなかっただけで「一緒にいて疲れそう」と判断する。
こうなると、相手を知る前に、勝手に未来の不安だけが大きくなってしまいます。もちろん、結婚相手として見極めることは大切です。
でも、最初から「完璧な結婚相手かどうか」だけで見ると、恋愛の余白がなくなります。本当は、何度か会う中で分かることもあります。
最初は会話がぎこちなくても、慣れると話しやすい人かもしれません。
最初は頼りなく見えても、誠実に向き合える人かもしれません。
一度言えば、ちゃんと変えてくれる人かもしれません。
条件は完璧ではなくても、一緒にいると安心できる人かもしれません。
婚活では、結婚を考えることは必要です。
でも、恋愛が育つ前に結婚の審査だけをしてしまうと、誰にも心が動かなくなってしまいます。
条件が良くても、一緒にいて疲れる相手とは続かない
婚活では、条件も大切です。
年齢。
年収。
職業。
学歴。
住んでいる場所。
結婚願望。
家族観。
生活スタイル。
これらは無視できません。
特に結婚を考えるなら、条件を見ることは現実的です。ただし、条件だけで選ぶとその後が苦しくなることがあります。
たとえば、
一流企業に勤めている。
年収が高い。
見た目がタイプ。
周りに紹介しやすい。
プロフィール上はかなり良い。
こういう相手でも、一緒にいて疲れるなら続きません。
会話に気を使いすぎる。
自然に笑えない。
無理して合わせている。
本音を言えない。
相手に嫌われないように振る舞ってしまう。
安心感がない。
この状態で付き合っても、だんだん苦しくなります。婚活で大切なのは、「条件が良いか」だけではありません。
一緒にいて自然でいられるか。
気を使いすぎずに話せるか。
自分が笑えるか。
違和感を言葉にできるか。
相手も自分も無理をしすぎないか。
ここもかなり重要です。
条件が良い相手は魅力的です。
でも、条件が良いことと、あなたが幸せになれることは同じではありません。
結婚は、プロフィールとするものではありません。
生身の相手と生活を共にするものです。
だからこそ、条件に加えて、安心感や相性を見る必要があります。
婚活で大切なのは「自然体でいられるか」
婚活でうまくいくためには、「自然体でいられるか」を見ることが大切です。
ただし、ここでいう自然体とは、何でも好き放題に振る舞うことではありません。相手に気を遣わないという意味でもありません。
自然体とは、必要以上に自分を隠さなくていい状態です。
言いたいことをやわらかく言える。
嫌なことを嫌だと伝えられる。
嬉しい時に嬉しいと言える。
疲れた時に無理をしなくていい。
相手の前でずっと良い子を演じなくていい。
本来の自分に近い状態でいられる。
こういうことです。
婚活では、最初はどうしてもよく見せようとします。これ自体は悪いことではありません。
でも、それが強くなりすぎると、相手に合わせるだけの婚活になります。
結果、相手からは好かれるかもしれません。でも、自分が疲れます。そして、付き合った後に本音が出せなくなります。
婚活で見るべきなのは、相手があなたを気に入るかだけではありません。あなたがその相手の前で、自分らしくいられるかです。
言いたいことを言えずに、黙って冷めていないか
婚活でうまくいかない女性に多いのが、言いたいことを言えないまま、黙って冷めてしまうことです。
たとえば、
前に話した内容を忘れられた。
連絡の返し方が雑だった。
言い方に少し引っかかった。
お店選びが微妙だった。
会話の中で少し傷ついた。
約束の仕方が曖昧だった。
自分への興味が薄いように感じた。
こういう小さなモヤモヤが出た時、あなたはどうしているでしょうか。
その場で言えていますか。
それとも、何も言わずに心の中で減点していませんか。
「この人は私に興味がないんだ」
「こういう人なんだ」
「結婚したらもっと雑に扱われそう」
「もう無理かも」
こうやって、自分の中だけで判断して静かに冷めていく。これを繰り返していると、誰とも関係が深まりません。
なぜなら、相手には何も伝わっていないからです。
相手は、あなたが何に傷ついたのか分かりません。
何が嫌だったのか分かりません。
何を直せばよかったのか分かりません。
そもそもあなたがモヤッとしていたことにも気づいていないかもしれません。
相手もあなたと同じ完璧な人間ではありません。時には間違うこともあります。
でもあなたがそのまま黙って去ると、相手は「なぜダメだったんだろう」と思います。
もしかするとあなたも「言えば変わったのかな」とモヤモヤが残るかもしれません。
婚活では、違和感を持つこと自体は悪くありません。
でも、それを一度も伝えずに終わらせてしまうと、本当はすごく誠実な良い人を逃してしまうかもしれません。。
男性は言わないと分からないことが多い
男性は、女性が思っている以上に、言わないと分かりません。
もちろん、すべての男性が鈍いというわけではありません。
とても上手に気遣いができる男性もいますし、相手の変化に敏感な男性もいます。
でも、恋愛や婚活の場では、女性が内心モヤッとしていることに気づかない男性も多いのです。
ここで大事なのは、「察してくれないからダメ」とすぐに切るのではなく、まず一度伝えてみることです。
たとえば、
「それ、ちょっと悲しいかも」
「前に話したこと覚えててくれたら嬉しい」
「私はそういう言い方されると少し気になる」
「それはちょっと嫌かも」
「こうしてくれると嬉しい」
このくらいでいいのです。小さく、でもちゃんと伝える。これができると、相手の反応を見ることができます。
「あ、ごめん。気をつけるね」と言える人なのか。
「そうだったんだね」と受け止められる人なのか。
「え、そんなことで?」と馬鹿にする人なのか。
「俺は悪くない」と言い訳する人なのか。
不機嫌になって黙る人なのか。
ここで相手の本質が見えてきます。
1回で切らず、まずは3回伝えてみる
婚活では、少し嫌なことがあると、すぐに「なし」と判断してしまう人がいます。
でも、相手が明らかに失礼な人、危険な人、価値観が大きく合わない人でない限り、一度は伝えてみてもいいと思います。
でもおすすめは、3回くらいまで伝えてみることです。
1回目で気づいてくれる人もいます。
2回目で変わろうとする人もいます。
3回言っても変わらない人もいます。
3回伝えても変わらないなら、その後も後悔が少なくなります。
「あ、この人は私の気持ちを受け止める気がないんだ」
「何度言っても変わらない人なんだ」
「この人とは長期的に難しいかもしれない」
そう思えるからです。
何も言わずに切ると、相手の可能性も分かりません。でも、伝えた上で変わらないなら納得して離れられます。
これは、我慢しろという意味ではありません。
むしろ逆です。
嫌なことを我慢して黙っているのではなく、きちんと伝える。
それでも変わらないなら、そこで見切る。
この方が、婚活はかなり楽になります。
黙って減点し続けるより、伝えて反応を見る。
これが大切です。
伝えた時の反応で、その人の本質が見える
恋愛や結婚で大切なのは、相手が完璧かどうかではありません。
問題が起きた時に、話し合えるかどうかです。どんなに条件が良くても、話し合えない人とは長く続きません。
あなたが嫌だと伝えた時に、
「ごめん、気づかなかった」
「言ってくれてありがとう」
「次から気をつけるね」
「どうしたらいいか教えて」
こう言える人なら、関係を育てられる可能性があります。
逆に、
「そんなことで怒るの?」
「俺は悪くない」
「面倒くさい」
「考えすぎじゃない?」
「前は何も言わなかったじゃん」
こういう反応が返ってくるなら、注意が必要です。結婚生活では、小さなすれ違いが何度も起こりますし、すべてが最初から一致する人はいません。
だからこそ、違いが出た時に話し合えるかが大事です。
婚活では、相手に嫌なことを伝えるのは怖いかもしれません。
でも、それは相手を見極める大事な機会でもあります。
あなたの本音を受け止められる人なのか。
関係をよくするために動ける人なのか。
それとも、自分のプライドを守ることを優先する人なのか。
ここが見えます。
結婚を急ぐ前に、恋愛する感覚を取り戻してもいい
婚活が長引くと、恋愛そのものが分からなくなることがあります。
好きになれない。
ときめかない。
誰を選べばいいか分からない。
条件ばかり見てしまう。
結婚できるかどうかだけで判断してしまう。
自分が恋愛できる気がしない。
こういう状態になると、婚活がどんどん重くなります。
特に、何年も恋人がいない期間があると、自信もなくなります。
「私、まだ人を好きになれるのかな」
「付き合うってどういう感じだったっけ」
「恋愛の仕方を忘れたかも」
そう感じることもあります。
そんな時は、いきなり結婚相手を完璧に探そうとしなくてもいいです。まずは、恋愛する感覚を取り戻すことも大切です。
もちろん、遊び半分で誰かを傷つけるという意味ではありません。
結婚願望を隠して適当に付き合うという意味でもありません。
そうではなく、最初から「この人と結婚できるか」だけで固めすぎず、まずは人として向き合ってみる。
好きになれるかを感じてみる。
付き合う中で自分の本音を伝える練習をしてみる。
相手と関係を育てる経験を取り戻す。
これも婚活では大切です。
婚活は、結婚相手を探す活動です。でも、結婚は恋愛や信頼関係の延長にあります。
恋愛する感覚を完全に失ったまま、条件だけで結婚相手を探すと、上手くいくものもいかなくなります。
まとめ
婚活でうまくいかない女性は、出会いがないわけではないこともあります。
最初から結婚相手として完璧かどうかを見すぎている。条件は見ているけれど、自然体でいられるかを見落としている。
少しモヤッとしても相手に言えず、そして何も伝えずに自分の中だけで冷めてしまう。
婚活で大切なのは、相手を見極めることだけではありません。嫌なことがあったらすぐに黙って切るのではなく、まずは伝えてみる。
そして、相手の反応を見る。
受け止めてくれる人なのか。
変わろうとしてくれる人なのか。
逆ギレする人なのか。
話し合いができない人なのか。
そこに、その人の本質が出ます。
何も言わずに去る恋愛から、伝えて見極める恋愛へ。
完璧な人を探す婚活から、話し合える人を選ぶ婚活へ。
その視点を持てるようになると、婚活は少しずつ変わっていきます。